第2章 *トド松×Ω*(カラトド)
路地裏にて
*一松side*
一「よーしよしよし...」
路地裏で猫に餌をあげる一松。
一「...よく食うな、お前」
そう言い、一匹の猫を撫でた
その猫は返事をするかのように、
ニャー!
と、元気よく鳴いた
一「...まるで十四松みたいだな」
...そういえば、十四松あれからどうしたんだろ
トッティと二人きり...か?
気になるからそろそろ家に帰るか...
一「また.....明日来るから」
すると猫たちがニャーと一斉に鳴いた
ついに会話が成立した...!
ヴううっ...、嬉しい...
本気で喜ぶ一松であった。
さてさて、帰るか
僕はゆっくり立ち上がった
十「...一松兄さん」
ん...?この声は
振り向くとそこには十四松がいた
一「...どうしたの十四松。わざわざこんなところまで来てさ...」
珍しいな...僕のところにわざわざ来るなんて
何かあったの...?
トッティのことか...?
てかそれしか考えられないよね
十「ちょっと、話したいことがあるんだ」
一「...わかった。」
十「ついてきて」
僕は十四松についていき、話を聞くことにした
連れてこられた場所は、公園だった
二人でベンチにすわる。
一「...なに?話って...」