第2章 *トド松×Ω*(カラトド)
*トド松side*
あれから、十四松兄さんは爆睡してて起きないし、
一松兄さんは猫に餌やってくるとか言ってどっか行っちゃって、
今家には僕と十四松兄さんしかいない。
隣で気持ち良さそうに眠る十四松兄さん。
こうして見るとさぁ、
十四松兄さんほんっと天使だわ...
もうっ、かわいすぎっっ!!
ト「...ふわぁ...」
癒されてたら、なんか僕もねむくなってきちゃった......
ト「僕もちょっと寝るか...なんか疲れちゃった」
僕はゆっくりと眠りについた
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ん...?...あれ?僕寝てたよね...
カ「気づいたか、トド松」
そう言って僕の頭を優しく撫でるカラ松兄さん。
その手からほのかに石鹸のにおいと、カラ松兄さんのにおいがする
なぁんだ、夢の中か。
カラ松兄さんがこんなに近くにいるわけないし...、
夢じゃなかったら、きっとこんなことしてないだろう
にしても、カラ松兄さん相変わらずかっこい
いなぁ...
僕は、カラ松兄さんの痛い発言にいつも痛いとか言ってるけど、実はちょっとかっこいいかも、なんて思ってたりする。
こんなこと、本人にはぜったい言えないし、言ってあげないけど、...
昔からずっとずっと、今もきっと、片想いだけど、
それでもいいんだ
痛い発言も、
それが僕に対してじゃなくてもいい
昔みたいに、せめて、隣にいさせて
夢の中だけ、素直になっていい?
ト「カラ松兄さん、大好きだよ...」
ふふ、なんかくすぐったいや...
おやすみ。