第4章 処遇
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それから、と考えた私はふう、とまたため息をついてしまう。青ざめる秀吉さんや茫然とする三成くんを政宗達に任せて、私は家康さんに連れられてその場をあとにした。
不機嫌オーラが全身から溢れている家康さんにこれまた不機嫌そうな顔で色々言われながら治療してもらい、申し訳なさを覚えながら部屋を出ていけば廊下で待っていた光秀さんに連れられて別の部屋に行った。
血が滴り落ちて汚れてしまった着物の代わりをそこに用意してくれていたことにびっくりしながらお礼を言って着替えれば、何故か髪まで結い直してくれた。いつものからかい口調で色々言われて、むくれながらも少し元気になった私は迎えに来た家康さんも含めて三人で大広間に向かった。