第3章 勇気
カラ松side
バーべキュウの途中頭痛がしていた。
飲むペース間違えたかな?と軽く考えていた。
バーベキューの後片付けが終わり、床に就いた。
気が付けば頭痛は収まっていた。
その代わりに体がずんと重たかった。
どうやら風邪を引いたようだ。
夕方川に全身浸かったのがいけなかったんだろう・・・
調子が悪いせいか一松にも振られてしまった。
なんというミステイクッ!!
少しショックを受けたのと改めて気合を入れたかったのと体が熱くて寝付けないのもあって俺は涼しい川沿いを散歩することにした。
一松が寝たのを確認してから、懐中電灯を片手にテントを出た。
おそ松達はまだ起きていたようで俺の歩く音に気づきテントから顔を出す。
俺は川辺を散歩するとだけ言って出てきた。
頭がぼーっとして重たかったが涼しい場所を求めて歩いた。
川沿いに着くと熱覚ましと気合入れに川の水で顔を洗う。
最後にパンパンと頬を叩いた。
「っし!明日からまた一松に振り向いてもらうために頑張らなくちゃな・・・」
俺は上流にの方に向かって歩き出した。
五分ほどしたら戻るつもりだった。