第15章 スイートよりビター
カラ松side
今日に限って一松がやたら積極的で俺の箍(たが)を外そうとする。
なんとか理性を保とうと他に考えを巡らせた。
いつもの一松は感じた瞬間、腰をびくつかせるが、今日の一松はどうもおかしい。
一松自身も自分が変だと訴えた。
確かに腰をびくつかせて感じているが、それとは別に時折、腰をくねらせ手足を痙攣するように小刻みに震わせていた。
気持ち悪いわけではないと言ってくれていたので、何が一松をそうさせるのかを探る事に集中して理性を保つ事にする。
しかし、それが間違いだった。
その結果、一松が放った言葉が俺の箍をついに外してしまった。
「過去のお前と今のお前に感じさせられてんの!」
これは本当に一松の口から放たれた言葉なのだろうかと混乱しながらも俺の手は一松の手から離れ、一松の白く柔らかい太ももを持ち上げていた。
「うわっ!ちょっと、カラ松!?」
一松の慌てた声も無視して、びっくりしてキュッとすぼめられた蕾に吸い付いた。
「ひぁっんん!!」
一松はひと際甘い声で鳴いた。
久しぶりに聞く、俺だけが知る一松の可愛い声に脳みそがしびれる様だ。
ジンジンとする頭の中、感じさせられているという一松の言葉がぐるぐると駆け巡り、俺を衝動が突き動かす。
「一松、過去の俺と言うのはお前の記憶の中の俺という事か!?」
一松は恥ずかしさからか、感じているのか瞼をぎゅっと閉じたまま二、三度首を縦に振った。
「過去の俺と勝負がしたい!」
「は、はあ!?----っんぁVv」
一松は訳が分からないという顔をしていた。
しかし、そう言った俺の心も色んな感情が入り乱れてよくわからない状態だった。
感じさせられているという言葉に単純に興奮しているのと、一松が以前、俺にされたことを思い出して感じてくれてる事が嬉しい・・・
しかし、以前の事を思い出しているという事は今の俺に集中していないという見方もできる。
それは悲しかった。
だから、過去の俺に勝つことができれば、テクニックが上がったという事の証であり、一松の記憶の中で一松を感じさせる事もできる!
これぞパーフェクツ!!
俺は一松の蕾を欲望のまま吸ったり固く尖らせた舌先でグニグニと押したりしながら、そう結論を出した。