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【おそ松さん】色松恋物語(BL長編)
第12章 何度でも(モブサイコ編)
俺は痛む傷を押さえて上体を起こす。
一松がそれを支えてくれた。
そして、俺の言葉の続きを待ってくれているようだった。
うるんだ瞳で「うん、うん」と頷いている。
「さぁ、今俺は生まれ変わった。でも、変わらないことが一つだけあるんだ」
首をかしげる一松の頬に手を添える。
「俺はどうやら何度死んで、何度生まれ変わっても・・・同じ人を愛してしまう運命らしい」
初めて告白するようなドキドキが胸を襲った。
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