第8章 新境地
俺はカメラをしまうとすすり泣く一松を押し倒した。
「お前の不安をぬぐってやるから俺に身を任せろよ?」
「うん」
短い時間だったが一松が好きだという低い声でたっぷりと愛を囁き何度も一松の良い処を突いてやった。
そして心臓のある左胸にキスマークと言う名のマーキングをする。
「さ、仕上げだ。これで俺のモnぐふぁっ!!」
一松が正気に戻ったことを悟った。
「てめぇ、風呂行くのにどうすんだよ!」
「この時間ならだいぶん空いているだろうし、キスマークかどうかなんてわからないだろ?」
一松は舌打ちしながら服を着なおし、風呂に向かった。
俺も急いでその後を追った。