第8章 新境地
露天風呂に来てみると物凄い込んでいた。
「明日もあるし、薬湯かジャグジーバスに入ったら戻るか?」
「そだね、ジャグジーがいい。薬湯臭かった・・・」
「薬湯は日替わりらしいぞ!明日は入りやすいといいな」
そうして俺達はジャグジーバスに移動した。
ジャグジーバスでは湯船の底と側面のあちこちから勢いよく泡が出ている。
入って実際触れてみると、場所によって気泡の大きさが違うようだった。
気泡が大きく勢いが強くてしっかり刺激してくれるところと細かい泡が優しく刺激してくれるところだ。
とりあえず、バスに長時間座りっぱなしで疲れた腰と、午後に駆使したふくらはぎを刺激する。
カラ松も腰や背中を中心に刺激しているようだった。
「あぁ~~~~、セラヴィ~~~」
「ん~~~~~」
「一松、ちょっとこっちに来てくれないか?」
「お前がこっちに着たらいいだろ」
そういいながら俺はカラ松のいる大きな柱のところへ移動した。
「うわっ!」
突然カラ松に腕を引かれる。
「なっ!!」
俺はカラ松に後ろから太ももを持ち上げられ、м字開脚する感じになっていた。
そして泡の吹き出すところに連れていかれる。
何をされるのか想像がつき、慌てて口をふさいで周りを見渡した。
しかし、柱の陰になっていて周りの人からは幸い見えない。
でも、そういう問題じゃない。
俺の下半身を案の定たくさんの泡が刺激する。
「ふんん~~~~~~っ//////」
小さな泡が俺の竿や尻の穴をくすぐっては駆け抜けていく。
全身の力が抜けて抵抗もできない。
かといって弱々しくてもどかしい刺激に涙がにじんだ。
この刺激に十分ほど耐えた。
「はぁ、はっはぁ・・・」
「また勃ってしまったな?」
「っ!誰の所為だと思ってんだ!」
俺はカラ松の顔面に一発お見舞いして、自身をタオルで押さえつけるように隠して風呂を後にした。