結婚できない中年サラリーマンは何故か天使見習いだった
第1章 まえがき
「私が魅力的すぎるのがいけないの?」
「魅力は武器、誘惑は悪魔の上級スキルよ。使い方は難しいの」
「ねえ。ちょっと使って見せてよ。どうやるの?」
「あんたにはまだ早いわよ」
「いいじゃ~ん。ちょっとだけ。ねっ♪あっ、ほらあの人。見るからに引っかかりやすそお。私が誘惑してきちゃおっかなあ」
「あっ、こらダメ」
「ねえねえ。私の事スキ~♪」
「そんな、誘惑の仕方で引っかかるわけあるか!」
「え?俺に聞いてるの?(いやった~。天使チャンス降臨♪)スキ♪スキ♪」
・「落ちた……」
「ねえ。私の何処が魅力的ぃ~♪」
「え?よく分からんけど、その可愛い笑顔ちゃう?僕が君を幸せにしよう♪」
・「いきなり、さむっ」
「それは無理だよ」
「なんでや!」
「なんで?」
「うそっ!こいつ!この年齢で!」