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結婚できない中年サラリーマンは何故か天使見習いだった

第1章 まえがき


ぼふっと黒い煙に包まれてが実体化する。
「うわっ!出た!お化け」
「誰がお化けだ!出来損ない天使め!こんな年齢になるまで人間なんてさぞや出来損ない教官と一緒なのだろうな。出てこい天使!」
ぼふっと白い煙に包まれてが実体化する。
「おいおい。随分な物言いだなあ。まあ、間違っちゃいないけどな」
「さらっと認めてんじゃないわよ。忌々しい。あんたがこの出来損ない天使を一人教育している間に、私は何人の若手悪魔を育てたと思っているの!もう天界に帰っちゃいなさい!それとも悪魔にでもなります?」
「そうですね。それも悪くはないのでしょう。でも、私には私の仕事がありますから、彼を立派な天使にするまで、それが私の仕事です」
「こんな出来損ないが天使になんて成れるわけないじゃない。先にうちのが悪魔になっちゃうわよ」
「出来損ない。出来損ないってあんた、傷つくことを平気で。俺のが先に天使になるって」
「私のほうが先!だって、もうあなたは私の虜になったもん」
・「なってない」
「まだなってない」
・「まだ?」
「いやいや。なってない」
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