第4章 秘密の代償
大倉side
少し早めに着いた楽屋の中
一人で横山くんを待ちながら
負けるな大倉!
朝ごはんもいっぱい食べたし
闘えるぞ…大倉!!
そう目をつぶり気合いを入れる…
楽屋の扉が開く音がして
ドキドキしながら
閉じていた目をゆっくり開くと
「おはよう…
今日はめずらしく早いな(笑)?」
その声は…
亮ちゃん…やな………(涙)
ドキドキして損したわ(汗)!!
そう心の中で文句を言いながら…
「うん…今日は特別(笑)
横山くんに話したいことがあるから…」
そう言った俺に亮ちゃんは
にやりとした笑顔を浮かべて…
「何…そんな大事な話なん?
気になるやん…教えて(笑)?」
なんてキラキラした子供みたいな目で
俺を見つめた……(汗)