第9章 やっぱり毎日が……………
「ねぇ…裕兄…ねぇってば…?
こら…裕兄…!!
いい加減起きろ!!!」
こんな風に始まる朝が
大好き………
「後………5分だけ…………」
そう言って
顔までふとんをかぶる裕兄に
「はぁ…そんなんじゃあ私は
いつまでたっても嫁に行けないでしょ?」
なんて横を向いてぼそりと呟くと
「はぁ?あかんて!?
まさかあいつ
プロポーズでもしよったんか!?
まだ早いぞ……!
まだ嫁にはやらへんからな!?」
裕兄は 焦ったように
がばりと布団から起き上がる(笑)
「よし起きたね(笑)
じゃあ早く顔洗って朝御飯にしよう!」
そう言って部屋から出ていく私に
「なのか……?
あれ…なのか…………?」
なんて裕兄は
急いで後ろを付いてくる…(笑)
こんな毎日が
この上なく幸せで仕方ない……
それはきっと
辛いときも楽しいときも
嬉しいときも悲しいときも
側にいてくれる裕兄がいてくれるから…
毎日いつも側にいてくれる
裕兄…
どんな時も私を優しく包んでくれる
たつ兄…
いつもどんな時も
味方でいてくれるみんながいるから
毎日が楽しいんだ…
辛いときも楽しいときも
嬉しいときも悲しいときも
みんながいるから
私は笑える…………
だからみんなが
私にとって365日家族……。
………end…………