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365日家族

第3章 たつ兄の秘密


その時の俺は

情けないことに結構ぼろぼろで…


なのかの顔を見るのも辛くて

一人で気持ちと戦い続けるんに

疲れきってて…


そんな俺の側にいて

"幸せにする!"


なんて言い切るかおに正直…


"出来るもんならしてみんかい!?"


ぐらいの


やさぐれた気持ちで付き合い始めた。



でもそんな俺の予想に反して


かおの作るご飯はおいしくて…

いつも側でにこにこ笑ってくれるかおに


励まされたり…

助けられたり…


本当に少し幸せかも…?


なんて思わされてしまったりもして…(笑)



そんなかおに甘えっぱなしの日々の中でも


やっぱりなのかだけは忘れることなく

胸の中におって…



その燻ってた気持ちを爆発させたんは


村上くんのなにげない

たった一言やった………
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