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365日家族

第3章 たつ兄の秘密


大倉side

寝覚めの悪い朝

食欲のわかない朝


この二つがそろうと

俺の朝のコンディションは最悪になる…



そんな最悪のコンディションを引きづり

テレビ局の楽屋の中

ヤル気なく鏡の前に座ってると …



「よぉ弟(笑)元気ないやんか?」


そんな声がして

俺の隣に無駄に元気な横山くんが座って


「おはよう兄ちゃん(笑)

昨日あんまり眠れなくて………」


そう言って机に突っ伏す俺に


「そうなん?

俺はよう眠れたぞ(笑)

久々になのかと一緒に寝たから


暖かかったわ(笑)」



そんな衝撃発言をする…(汗)!



「なんで…なん?

もう一緒に寝るような歳ちゃうやろ…?」


「そりゃそうや!

ただ昨日はなのかが布団に潜り込んできたから

しゃーなしでな(笑)」



「横山くん………

それ……しゃーなしの顔……………?」





なぁ………兄ちゃん………………?


にやけすぎて顔面崩壊してる


そのしゃーなしな顔に…




俺は今


ほんの少しだけ


殺意さえも感じてるよ…(涙)?
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