第4章 卯月ちゃんと弥生ちゃんの夜戦演習
「……ん………」
目が覚めて、起き上がった卯月は隣で寝ていた司令官の前髪を優しく払い除けた。
「くぅ……くぅ…………」
寝息をたてて眠っている司令官の頭を軽く撫でて、卯月は机に置いてあった制服に着替え始めたぴょん。
借りていたパジャマは、洗面所の洗濯機に入れて、すぐに洗い始めたぴょん。
「んぅ……」
洗濯機の音で司令官が目を覚ましたぴょん。
「ん……卯月ちゃん……?」
「おはようだぴょん。朝だから起きるぴょん」
「まだ5時だよ……もっかい寝るから……」
司令官はそう言ってまた寝始めたぴょん。起こすのもめんどくさいと思ったから、卯月は駆逐寮の自分の部屋に戻ることにしたぴょん。
部屋の前に着いた卯月は、鍵を取り出す前にドアノブを捻ったぴょん。すると、鍵がかかっていなかったぴょん。
「あれ……開いてるぴょん……弥生ー?」
「……おはよう、卯月」
そこには布団から出たばかりの弥生がいたぴょん。
「どこいってたの……?」
「瑠璃ね……司令官の部屋ぴょん」
「今……下の名前で呼んだよね……どうして?」
「は、話すと長くなるぴょん。あと、弥生怒ってるぴょん?」
「怒ってるよ……」
卯月と弥生は装備開発のために工廠にきたぴょん。
「卯月、本当は執務終わったあと部屋に戻ろうとしたんだぴょん」
「じゃあ何で戻らなかったの……?」
「し、司令官に明石さんのバーに誘われて……」
「その後は?」
うぅ、弥生怖いぴょん……。
装備開発が終わって、今度は資材庫。補給用の資材確認のためだぴょん。
「バーに行ったあと、夜遅くだったから司令官に泊めさせてもらったぴょん」
「それで……?」
「そこでワイン飲んだんだけど……お薬盛られちゃって……」
「薬……?」
「うん。力が抜けちゃって……あと身体が火照ってきたぴょん」
「それ……媚薬だよね……」
「媚薬……?」
「うん……性欲が強くなる薬だよ……で、それで?」
「その後……き、気持ちいいことされて……」
「……はぁ」
「や、弥生……?」
「今日の夜は部屋にいて……色々教えるから」