第1章 クロ 〜甘えてもいいじゃねえか〜
そういって俺は姉ちゃんの首筋に尖い歯を立てて、
その肌を俺の歯がその白い雪の様な肌を破いて、
姉ちゃんの血をゴクゴクと飲む。
「ぃ、あぁッ…!いた…ッ!」
『ん、ふっ…』
「はなし、て…!く、ろっ…!」
『…めんどくさい…』
「っ…く、くろ…ッ!」
『んぁ…?なに…』
「も、もうっ…やめ…」
『めんどくせーから…やめない…。』
「えぇ…!?な、なんでもするっ…から…!ラメ王買ってあげるよっ?!ね?いいよねっ?!」
俺の下ですごい焦る姉ちゃん。
………でも、俺そんな優しくないと思う。←
『…そんなんで許してくれると思ってんの、姉ちゃん』
「ば、場合によるよねっ!?そ、そういうのって…あ、あは…」
『……ねえ、なんでもしてくれんだろ…?』
「んっ…!?え、えぇ…クロが許してくれるなら…まあ、うん…。」
『じゃあ、キスより先の事、ヤってもいいよな…?
姉弟とか、そういうの関係無しにいいよな…?
姉ちゃんのハジメテ、貰っていいよな…?』
「な、なっ…は、ハジメッ…!?き、きす…っ!?」
そうか、姉ちゃんピュアだったわ←
『…まあ、そんな事はどうでもいいんだ…
姉ちゃん…ハジメテちょーだい』