第3章 2人の想い
コンコン、ガチャ
恵理「大輝〜!入るよー」
さつき「あ!恵理ちゃん丁度いいところにきてくれたぁ!」
恵理「おはよう、さつき。で?大輝まだ起きないの?」
さつき「おはよう!そうなの!さっきから起こしてるのに起きない
の!毎日、参っちゃうよ!」
恵理「毎日、ご苦労さまです。」
さつき「私が毎日、起こしに来ても起きないのに恵理ちゃんが起こすと起きるんだから青峰くんは!恵理ちゃんはやっぱり凄いよ!」
恵理「さつきの起こし方が可愛いからだよー。まぁ、このままじゃ学校に遅れちゃうしキリないから起こすか。」
さつき「お願い恵理ちゃん!朝練に間に合わなくなっちゃう!」
恵理「大輝〜起きて。朝だよ学校だよ朝練だよー。「あ、寝顔可愛い…」」
恵理は青峰の寝顔を見るたび胸がキューンとなる
青峰「…すー…すー…(-_-)zzz」
青峰まだ起きず。恵理は青峰の耳に口を近ずけ、こう言った
恵理「…大輝…起きないと…大輝が大事にしてるグラビア雑誌を燃やしちゃうよー」ボソ
青峰「!!?」ガバ
さつき「起きた!」
青峰「恵理てめぇー!毎日、俺の堀北麻衣ちゃん雑誌を燃やすとか言いやがって!ふざけんなぁー!」
恵理「うるさい黙れ。さつきが毎日起こしても起きないんだから脅して起こすしかねぇーだよ。毎日、起こしに来てやってんだからありがたく思え!」
青峰「あぁ!頼んでもねぇーよ!いい迷惑なんだよ!」
さつき「ちょ!青峰くん!せっかく恵理ちゃんが起こしに来たんだよ!何で毎日、酷いこと言うの!」
青峰「うるせえ!お前は黙ってろ」
さつき「…!?」
恵理「そうだね、頼まれても無いのに毎日、起こしに来てゴメン。もう、来ないよ。次からは、さつきに起こしてもらったらすぐ起きなよ。じゃあね」バタン
青峰「お、おい…恵理!」
さつき「え、ちょ!恵理ちゃん!」
恵理は青峰とさつきの呼びかけを無視して青峰の部屋から出て言った
青峰「…はぁ…『またやっちまった…絶対、口聞かねぇーよ…あの様子じゃ…』」
さつき「もう、何で青峰は恵理ちゃんにヒドイ事しか言えないの!もう、青峰のガングロやろー!」
青峰は恵理に言った事を後悔しながら着替え学校に向かった