第6章 プールでは敵に会いやすい
みんなが言い合いをしていると恵理と今吉が話をしていた
今吉「青峰は恵理ちゃん好きなんか?」
恵理「今吉さん、それは無いですよ。てか、無いゎ」
今吉「恵理ちゃんは青峰の事好きやろ?見てて分かるで」
恵理『幼馴染として好きなだけです。…それに私はとっくに振られてるんで。』
今吉「それホンマか?」
恵理『本当ですよ。中学の1年の半年ぐらいに告白するよていだったんだですよ。でもその前に大輝から「俺はさつきが好きみたいだ」って言われましたし。それに色々あったんで多分、幼馴染の私を取られたくなくって駄々をこねてるだけなんで』
今吉「まぁ、確かに青峰と桃井は四六時中一緒におるなぁ…」
恵理『小さい時からそうですよ…私はそんな2人を前から引っ張って行くおねちゃんなので…でも…さすがに好きな人に好きな人がいるのは辛いので高校は別にしたんですよ。」
今吉「高校は一緒にいた無いわけやったんか?」
恵理『正直に言っては、そうです。後、大輝を好きな気持ちを諦めるために、大輝より大好きになれる人に会う為に離れたのに、大輝とさつきは本当におねちゃん離れしない子達で困ります…」
今吉「恵理ちゃんは今、気になる人におるんか?」
恵理『そうですね…居ますよ。同じ学校なんです』
今吉「それは、日向か木吉か?」
恵理『今吉さんって頭いいですね。さすがです』
今吉「まぁ、2人を気になるのは分かるで。だか恵理ちゃんはどっちかって言うと日向に惹かれてるんとちゃう?」
恵理『さぁー、自分でもまだ分からないです。ただい前、着てる水着は日向くんが選んだやつですよ。日向くん選んでって頼んだんです』
今吉「へぇー、やっぱり惹かれてるんとちゃう。好きでもないやつの選んだ水着なんか着る女いないやろ」
恵理『そうですかね? まぁ、今はまだ気づきたいけど気づきたくないってのが本当の気持ちです。日向にはリコが居ますし』
今吉「確かに、青峰と桃井みたいに、あの2人も一緒やな」
恵理『だから今は恋はしたくないです…好きって気づいたら傷つくのは私…もう痛いのは嫌です…』
今吉「そうやね。ゆっくり進めばいいんやないか」
恵理『はい、そうですね』ニコ
恵理は今吉に本当の事を話したらなせが胸がスーっ軽くなった