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好きな人は君

第5章 小さい頃のおまじない


買い物を済まし家に帰って来た恵理は、日向との買い物を思い出していた。

恵理『ふふ…順平とのデート楽しかったー。新しい水着も買えたし満足!』
母「あら、恵理?おかえり。何か楽しそうね〜」
恵理『あ、お母さん!ただいま!えへ…まぁ、ね!』

ピーンポーン

母「あら、誰か来たみたいね。恵理ちょっとみて来て?」
恵理『うん。』

恵理は玄関へ向かい、ドアを開けるとそこには幼馴染である彼がいた

恵理『はーい、どちら、様…』
青峰「よう…」
恵理『大輝…何か用…?』
青峰「上がっていいか?お前に話あんだよ」
恵理『話ならここで…』
母「恵理〜?誰だったの?あら、大輝くんじゃない!いらっしゃい!そんなとこで立ってないで上がって上がって♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪」
青峰「あ、こんばんわ。お邪魔します」
恵理『…お茶持って行くから部屋で待ってて』
青峰「あぁ」スタスタ

恵理に言われたように青峰は恵理の部屋へ向かった
今朝の事もあり2人の間には気まずさがあった

母「あら、大輝くんは恵理の部屋に行ったの?なら、はいお茶!用意したわよ!お母さん、買い物行ってくるからお留守番お願いねー!bye❤️」バタン
恵理『ちょ!お母さん!てか、行くの早い!「大輝と2人っきりとか!」とにかく部屋行こう』

恵理は仕方なく部屋へ向かった

ガチャ

青峰「お、来たか。お前の母ちゃんは?」
恵理『買い物しに行ったよ。』
青峰「ふーん…」
恵理・青峰『…』

部屋から沈黙が漂う中、我慢できず恵理が口を開いた

恵理『…で?なんか用あるんでしょ?何?』
青峰「…さ…ったよ…」
恵理『え?何?』
青峰「今朝は悪かった…言い過ぎた…」
恵理『…』
青峰「…だから、"もう来ない"とか言うな…頼むから…」グイ

青峰は恵理を抱き寄せた

恵理『ふふ…大輝が謝るとか珍しいね。』
青峰「うるせぇー…///」
恵理『たまには大輝の部屋行くよ。』
青峰「何で"たまには"なんだよ」
恵理『私が行かなくっても…大輝には、さっきが居るじゃん。同じ高校なんだしね』
青峰「あ?何で、そこでさっきが出てくんだよ」
恵理『さぁーね。それより大輝…いい加減離してくんないかなぁ?明日の準備しないといけないんだけど』
青峰「あぁ、悪りぃ。明日のなんかあんのか?」
恵理『うん。バスケ部とプールいくんだぁ!今日、新しい水着かったし!』
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