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花言葉を君に 【ONE PIECE】 現パロ

第15章 CROCUS





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【それでお前、追いかけなかったのかよ!?】

「追いかけられなかった・・」

【はぁ、男なら追いかけろ。
自分が仕出かした事の責任ぐらい自分でケリつけろッ】

どうしょうもなく電話した。
何かあったらつい頼ってしまう。

それも情けねぇ・・・

「俺には無理です」

【・・・なら、もうに会うな。関わるな。
絶対諦めろ、テメェなんかにちょっかい掛けられたくねぇぜッ】

「・・オーナーっ」

【お前の泣き言聞いてる暇なんてねぇんだよォ。
わかったか、もうお前はに手を出すなッ!!】

ガシャンと勢い良く切られた電話。
オーナーなら、上手く取り持って仲直りさせてもらえると、
甘い考えだった。

あんな怒りを打つけるオーナーは見た事がない。

「・・・本気・・ぽいなッ」

泣くな俺ッ!
俺に泣く権利なんてねぇんだッッ!!

チャンスをみすみす逃したのは、俺自身。

後悔したってもう、遅いんだ・・・



ポスっと頭に乗っかるキラーの手。

「帰るぞ、キッド」

キラーに言われるまま、俺はぼんやり後を追った。

もう、何も考えられなかったんだ。












オマケ→

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