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花言葉を君に 【ONE PIECE】 現パロ

第14章 MARIGOLD





「別に構わねぇだろ?」

ゆったりワイングラスを傾け、一口口に含む。
濃厚な香りが鼻腔を擽る。

「テメェは何を言ってるんだ!?」

「フフフフ、可笑しいか?
抱きしめてぇと思うのは俺だけらしいな」

「誰がそんな事言ったッ・・ハッ!」

冷静さは大事だ。
一見完璧なヤツでも簡単に揺さぶられる。

「フフフ、俺は抱きしめたいどころかそれ以上を望んでいるがなッ」

「『!!』」

あぁ、面白い。
本当に愉快だ。

「テメェにはやらねぇ」

「ククク、お前にその権利はねぇばずだ。
そうだ、。
今度の土曜、イベントがあるんだが来ないか」

胸ポケットに入れていた招待状をの手元へ滑らせる。

『・・えっ?イベント?
これって・・・』

「お前にやった靴のお披露目パーティーってやつだ」

面白い展示になっているはずだと言えば、興味を引いたのか綻ぶの顔。

「フフフ・・、俺の同伴者だ。
迎えを寄越すから来い」

そう言って俺は立ち上がった。
怪訝そうな表情のローをもっと見ていたいが、元々長居する気はねぇ。

「楽しみにしているぜ。
またな、。」

今日は、これぐらいにしておく。
そう意味を含めた視線をローに送りおれは部屋を後にした。





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