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花言葉を君に 【ONE PIECE】 現パロ

第12章 LILAC





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『凄い豪華なマンションですね』

「そうか?」

『そうですよ!車もポルシェですよね!』

車はポルシェ ケイマン。
周りは、ベンツが多いからこれにしたまでだ。
マンションも病院近くを選ぶと一等地ばかり。
不在がちなためにマンションのセキュリティーには、拘ったしコンシェルジェ付きだ。

『お家のドアまで何回ロック外さないといけないんですか?』

回数?
建物内出入り口、エレベーター、その階出入り口、玄関。
指折り数え、4回だと言えば
普通、建物内出入り口と玄関だけですよ
と、恐ろしい事を言い出す。

「・・・悪い事は言わねぇ、もっと厳重な所に引っ越せ」

玄関扉のロックを外しながら俺は忠告した。

『・・ここが厳重過ぎなんですよ』

どうしてこう危機感がねぇんだろう・・
展示会にでも連れて行こうかと本気で思いながら玄関の扉を開けを先に中へ通す。




『きゃーーーっ!!!シロクマッ!!!』

白い巨体に押し倒されそうになるの身体を後ろから支える。


「・・あっ、悪い。
コイツの事話すの忘れてた。
ペポ、客だ」


ペポ
ペットの犬だ。
サモエドっていう犬種。
取りあえず、馬鹿でかい。

躾は完璧に済ませているが何も言わず留守にしていたせいで帰ったとたん飛び付いたのだ。




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