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花言葉を君に 【ONE PIECE】 現パロ

第10章 PLUMERIA





「帰りはわらわが選んだ男に送らせよう。
是非、に紹介したい男がいるのだ」

「!!?」

溺愛していると言ってもおかしくないハンコックが選んだ男。
ただの男じゃないのは分かる。

好き嫌いが激しいハンコックがルフィ以外に気に入っている男がいるのに俺は耳を疑った。

『えっ?いいよ、ハンコック』

断るに胸を撫で下ろすがハンコックの意思は変わらねぇ。
断り切れなくなるのは目に見えてる。
会う前に連れ出すか・・

そう考えていた俺の耳に不愉快な笑い声が聞こえた。

「フフフフ・・
似合うじゃねぇか。
その靴プレゼントした甲斐があるな」

オーナー!!?
手広く事業をしているドフラミンゴ。
招待されていてもおかしくない。

『ドフラミンゴさん・・
このハイヒール、ありがとうございます』

律儀に頭を下げる。
オーナーの目に触れさせねぇ場所へ連れ去りたい気持ちを抑え込む。

「あっ!オーナー、ゾロさんも!!
・・っっう!!?」

俺らの姿に気付いたキッドが手を振りながら近付いてくる。

チッ、アイツも呼ばれていたのか・・


「そうだ。
医院長は不在だそうだが、こちらは凄腕医者が多数いるという有名なBLOSSOM HOSPITALの医院長の右腕、トラファルガー・D・ワーテル・ローとペンギンじゃ。
聞けばクロコダイルもそこに世話になってるらしいのう」

『ロー、先生・・・
ペンギン先生も・・』


驚く3人を見て、何じゃ知り合いか?
と、聞くハンコックは挨拶に近付いて来た男をに紹介していた。

この男がハンコックが紹介したい男なのか?
どっちをだ?と警戒心が強くなる。


「トラファルガー、わらわはを気に入っておる。
遊びで手を出したとかなら許さぬぞ」




「・・・・?!!
・・・フッ、そこまで早くねぇよ。
まぁ、遊びじゃなかったら構わねぇって事だな」

「トラッ!わらわのじゃぞっ!!」

『・・トラ、ファルガー、D・ワ、ワーテルって・・・』

眼を開き、唖然とするに俺は不信感を抱いた。
妙な雰囲気がこの医者との中で流れていたのだ。







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