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花言葉を君に 【ONE PIECE】 現パロ

第28章 SUMMER SNOWFLAKE





『つっーーんっ』

声なんか出すもんか。
離された唇を強く噛み締めた。

「抵抗しないのはいいけど・・
声、聴きたいな」

狂気を含んだ瞳。

恐い、恐いっっ・・・
全身が強張る。

男の荒い息が耳を掠める。

「声、出して・・鳴いて・・」

舌が耳を犯し、首筋にキツく吸い付いた。

誰か・・助けてッ・・

「いつまで我慢出来るかな」

舌が胸を貪り、手が私の太腿を撫で回す。

『ーーーっーー』

噛み締めた唇が切れ、血の味がした。

太腿を撫でていた手が秘部へと近付く。

『ーーーぅっーー』

「何だ濡れてねぇじゃん。
ちゃんって不感症?まぁ、俺は気にしないけど」

入れたら濡れるよ と、言った男はニヤリと笑う。

そして、自分のズボンのベルトに手を掛け、自分のそそり勃つ自身を抜き出した。

『!や、だっっ!!』

「暴れんな」

嫌なものは嫌だ。
何で何でなの?!

男は私のパンツに手をかけ、一気に脱がした。

「直ぐに気持ち良くなって喘ぐよ」

私の太腿に手をかけた男。
この後、どうなるか予想は付く。

『いやぁぁぁ・・誰か助けてッ・・』

「叫ばれると萌えるけど・・助け呼ばれたら困るんだよね」

しょうがないな と、言いながら脱がしたパンツを私の口内へと押し込んだ。

「これ、萌えるね」

ニヤニヤ笑う男。

涙が溢れた。
恐怖と絶望。

助けて・・
その時、ドフラミンゴの顔が浮かんだ。

『ううううううーっ!!』

ドフラミンゴーっ!!
出せない声で精一杯呼ぶ。

その瞬間、バーンっと勢い良く開く扉。

息を切らし、乱れたスーツ姿が見えた。
数時間前まで私の隣にいて、何も告げずに置いてきてしまっていた。

「てめぇ!誰の女に触ってんだッッッ!!!!」

唸る様な低い声色を発しながら、男を蹴り上げた。
突然の衝撃に男は横に吹っ飛び、壁に打つかる。

「ざけんじゃねぇ!
死んだ方がマシだと思えッッ!!!」

更に、1発2発と蹴りを入れる。
それでも気が収まらないのか、男の胸倉を掴み立たせると腹に重い1発を打ち込んだ。

「ヴェルゴ!こいつを2度と使えねぇようにしとけ」

そう言って、玄関へと放り投げた。

そう、来てくれた。
来てくれたんだ。

ドフラミンゴが・・・






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