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花言葉を君に 【ONE PIECE】 現パロ

第28章 SUMMER SNOWFLAKE





私は、玄関のドアの鍵を外し開けた。
そこには、インターホンに映っていた宅配便のお兄さん。
でも、違和感があった。

『ご苦労様です』

えーっと、荷物は?

手には何も持っていない。
段ボールの箱もメール便も何も持っていなかった。

おかしい と、気付いた時には遅かった。
ガッと勢い良く玄関に入って来る男。

『な、何ッーー!!』

声を上げようとした私の口を男は強引に唇で塞ぐ。

『う''ぅっ!!』

絡みつく舌の動き、唇の感触。
私の口内をお構いなく犯す。

『んんんっ!!』

「痛っ・・」

抵抗しようと頭を振り、唇に歯を立てる。
離された男の唇から赤い血が流れ、唇を拭った私の手にその血が付いた。

「じゃじゃ馬だな・・」

ゾッとした。
背筋に嫌な汗が吹き出る。

腰を抜かした私は、部屋へと逃げようと後退するが男に足を掴まれ思うように逃げれない。

『は、離してッ!』

「離せって言われて離す馬鹿はいねぇんだよ」

馬乗りになった男は、私の腕を掴み床へ押し付けた。

『イヤっっ!』

「いつもいつもいつも!
貴女を見てたんだ」

下卑な笑みを浮かべる男。
その瞳は、強い意志を持つように鋭い。

『す、ストーカー?』

「いやだな、ちゃん。
ストーカーなわけねぇだろ?
俺はの彼氏になる男だぜッ!」

そう言うと、男は私のドレスに手を掛けた。
着替えもしていなかった事に後悔する。
デコルテを出したビスチェタイプのドレスは胸元を下げたら簡単に見えてしまう。

案の定、男の手が胸元に掛かり下げられた。
止まる事がない手は、ブラも下ろしてしまう。

『嫌ッ!止めてッ!!』

両手を片手で抑えられているのに、それでも抜け出せる事が出来ない。
足もバタバタと激しく動かすが馬乗りになった男には、無意味だった。

「諦めなって、ちゃんは俺の物なんだからさ」

意地悪く笑いながら、男は胸に舌を這わす。
ペロッと舐め上げられた先を舌で転がす様に弄くり回された。

『ぃやだッ!
あんた何か知らないし、あんたに抱かれたくもない!!』

ーパシッー
頬に痛みが走った。

突然の衝撃に、恐怖が私を縛る。

「そうそう、大人しくしとけばいいのさ」

私の心を読んだのか嬉しそうに笑う男に唇を触れ、胸を強く弄られる。




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