第21章 CYCLAMEN

『ゾ、ロにだょっ・・』

「どんどん溢れて舐めても追いつかねぇな」

『・・ゾロっ、もう・・むりぃ・・・』

そう言うと身体から離れるゾロ。
えっ？どうして？

いつもならイケと言ってくれるのに今日は違った。
笑みを浮かべるゾロ。

「イクとお前意識飛ぶだろ？
少しはこっちにも慣れてもらわないとな」

秘部に充てがわれるそれに身体が固まる。
何度身体を重ねてもまだ、ソレには慣れていない。

『ま、待ってゾロッ』

「待てねぇ」

ドクンと波打つソレが押し入ってくる。
急激な圧迫感。

「力、抜けッッ・・」

無理だと頭を横に振るう。
こんな状況で力を抜けるはずがない。

「・・はぁ、入った・・キツイなっ・・・」

ゆっくり動く腰の動きに合わせ、喘ぎ声が漏れる。
ここからはもう、ゾロの独壇場。
ゾロを受け止めるだけしか出来ない。

『ぁっ・・ゃっ・・んん・・・』

「滑りが・・良くなってきたな・・・
濡れてるぞ、ッッ・・」

言わないで欲しい。
ゾロの言葉にも敏感に反応してしまう。

求めていた快感の先。
その快楽に呑まれた。

「くっ・・締めるッッ」

イッた瞬間、ゾロ自身の大きさを感じまた騒めく身体。

『・・ぁっ、ゾ・ロぅっ・・あっ・・・』

「っっ・・ッッ」

『ひゃっっ・・』

同時に果てた。
中で波打つソレを受け止めながら私は意識を手放した。







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