• テキストサイズ

全ての色は白から 黒バス(アニメ沿い)夢小説

第4章 勝てねぇぐらいがちょうどいい


「話にならんな…大口叩くからもう少しまともな選手が出てくるかと思ったが…」

不服そうに腕を組む竹内に黄瀬は反論した。

「どうですかね。まぁ、確かに…まともじゃないかもしれないっすね。」








試合開始直前、リコと紫苑の目が素早く動く。リコの目には身体能力値が、紫苑の目にはその他全てのことが。

「…?どうしたんだ?監督?」



「(これはちょっとヤバくね?服の上からじゃ全部は見えないけど…てか、軒並み数値高けぇ…フィジカルは完全に負けてるかも…正直流石全国クラスって感じね。こっちも黒子君と火神君がいるとはいえ、あの二人の力がどこまで通用するか…)紫苑ちゃん…どう?」

「はい…監督が思ってるとおりです。数値ははるかに上。でも、黄瀬っちは出てきます。」

「どうしてそう思うの?」

「…挑発されて黙っていられるような人たちではないでしょう?」









意味ありげに笑う紫苑に、リコも頷いた。あれだけ馬鹿にされて黙っていられるほど、誠凛は…大人しくない。コートで暴れるのがうちのスタイル。


/ 98ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp