• テキストサイズ

全ての色は白から 黒バス(アニメ沿い)夢小説

第4章 勝てねぇぐらいがちょうどいい






「ところで…これは…?」

「見たまんまだよ。今日の試合うちは軽い調整のつもりだが…?」

「調整…」

「出ない部員に見学させるには、学ぶものがなさ過ぎてね。」

「はぁ…」

リコの腕が震える。紫苑も思わず手を握りしめた。ここまで舐められたのは初めてのことだ。今まで感じたことのなかった感情が湧きあがる。




「無駄をなくすため、ほかの部員達には普段通り練習してもらってるよ。だが、調整といってもうちのレギュラーのだ。トリプルスコアなどにはならないよう、頼むよ。」


リコから青い炎が燃え上がる。誠凛メンバー全員がこの状況下に不満を持っているようだ。







「なめやがって…つまりは練習片手間に相手してやるってことかよ…」

やる気も―ド全開の火神。黒子はそんな火神の様子を見ると少し口元を緩めた。
/ 98ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp