第3章 本気です
黒子の言葉が頭の中に響く。
リコ「(しかもこれ、、模倣とかそんなレベルじゃない!)」
火神も黄瀬のプレーに気がついたようだ。
火神「(ざけんな。それさっき俺が!なのに、嘘だろ!)」
再びシュートを決めようとダンクを仕掛ける黄瀬に火神も負けずと喰らいついた。火神の手がボールに触れ阻止したかと思われたが、あっけなくボールはゴールに押しこまれた。
火神「(俺より切れててしかも、パワーも…)」
河原「…これがキセキの世代…黒子、白華さん。お前の友達凄すぎね?」
河原が問うと、二人は振り向きもせずに口をそろえてこういった。
黒子「あんな人知りません。」
紫苑「見たことない。」
河原「え?」
黒子「正直さっきまで僕も甘いことを考えていました。でも、数か月会ってないだけなのに予想を超える速さでキセキの世代は進化してる。」