第2章 黒子はボクです。
日向「そろそろ、大人しくしてもらおうか…」
伊月「へ…スイッチはいったか…」
再びボールは火神へ。しかし、それは読まれていた。
「三人?!」
二年が火神のマークを三人に増やしたのだ。
「そこまでして火神が…」
「しかもボールを持ってなくても二人!!ボールに触れさせもしない気だ!」
火神という圧倒的な戦力を失った一年に二年のもう攻撃が襲いかかった。スコアは次々と決められ、只今15;31の二年が圧倒的にリード。
「…やっぱり強い…」
「って言うか、勝てるわけ無かったし…」
「もういいよ…」
とある一人がつぶやいた言葉。それは苛立っていた火神の逆鱗に触れた。火神は胸倉をつかみ持ち上げると喰ってかかった。
火神「もういいって。なんだそりゃ、おい!!」