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【R18】秘密の恋愛。
第1章 信じることのできない出会い
彼は一度裏道に入ると、ずんずん奥へ進んでいった。
どこか早足になっているような気がして、必死に追いかけるものの、なかなか追いつけない。
右、左、右、右、左。
どんどん奥の方へ進んでいく。
私はいつの間にか、暗闇の中にいた。
‘霜月隼’の姿はみえない。
【ここどこ。ねえおかあさん、どこ。おかあさん】
ふと、幼いころの悪夢が蘇る。
いや、悪夢ではない。
事実だ。
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