第2章 新しい仲間
「おはよ〜♪」「おっす」
家の前にいるのは、徹と一だ
昨日からモヤモヤしているものはまだスッキリしないまま翌朝を迎えたというのが今の状況だが……
なぜ、2人がいるのだろう……
「どーして固まってるの?
てか、朝の挨拶出来ないの〜?」
といつもの調子で徹が言ってくる
「お、おはよ………
てか、なんでここにいるの……」
「こいつが、お前を迎えに行こうってうるさかった」
「一緒に学校行こーよ
どーせ、行き先は一緒なんだし☆」
「まぁ、いいけど…」
なんでかは分からないけど、結局一緒に登校することになってしまった
「バイト決まったぁ〜?」
うぅ……
昨日はそれどころじゃなかったから何もせずいつの間にか寝てしまっていたのだ
「……まだ…かな……
2人は、どーだったの? バレー部!」
「北一のとき一緒だった奴らもいるけど、そーじゃない奴らも結構上手かったよな」
「そー!
まっつんとかマッキーだよね!」
………会話に入れない……
誰⁉︎
まっつんとマッキー…………
「そーなんだ!
んじゃ今後の青城男子バレー部には注目だね‼︎‼︎」
「真輝ちゃんがマネージャーやってくれたらもっと及川さん頑張れそうなんだけどなぁ〜」
「そーなんだぁ〜」
「ちょっと、冷たくない⁉︎」
「そんなことないよね」
「あぁ」
そんなこんなで教室に入り、席に着いた
結局近いから、登校中とほとんど変わらないままだけど…