第2章 〜春、桜と君と。〜
「ああぁぁっっ…♡ はぁっ♡」
赤葦が優梨の秘部を弄るたびに、優梨は嬌声をあげ続ける。
そんな優梨に赤葦は、
「優梨、そろそろ挿れるけど平気?」と聞くが、優梨はもうすっかり快楽に溺れているようで、質問に答えるのが大変らしく、
「んっ…、挿れて…」
としか言えなかった。
だが、赤葦にはその言葉だけで十分だった。
赤葦は自身が着ている服、スボン、パンツなどを全て脱いでから、優梨の両脚を開く。
そして、ゆっくりと身を沈めていった。
その途端、優梨の下部に痛みが走り抜ける。
「いっ…ああぁぁ!」
すると赤葦は、優梨を気遣うかのように言った。
「このまま痛く無くなるまで待ってるから、ゆっくり息を吐いて。ね、優梨」
赤葦も辛そうな顔をしているのに、我慢させている…
そんなのは優梨が嫌だった。だから、
「私なら…大丈夫だからっ、動いていいよ…っ」
と優しく問う。それは赤葦にとって、残りわずかだった理性を抑えつけるタガが外れてしまう程に甘い誘惑の言葉だった。