第7章 想い
「黒尾さん??怒ってます?!」
黒尾「んあ、怒ってねぇよ(笑)なあ、。」
「んー?あーあ。散らかしちゃった。片付けなきゃ。」
そういいながファイルを拾い上げる。
黒尾「もし。俺がスキだって言ったら.....どうする?」
「んー。っしょっと、、、うれしい。.....です。」
黒尾「んだよ、ばーか(笑)そこは、黒尾さん好きです。だろー。」
「最近、黒尾さんと一緒にいる時間が長くて。今まで、こうやって、普通に誰かと一緒にいたことがなかったので。」
黒尾「だから?」
「自分は黒尾さんがスキだって、勘違いしてるのかなって。よいしょっと...。」
そんなことをサラっといいながら、落ちてきた書類を片付ける。
「でも、黒尾さんから、妹さんの話を聞いているうちに、見つかるといいなって。思う反面、見つかったら、黒尾さんは、本館にいる理由もなくなるわけで。妹さんばっかりになっちゃうんだろうなーって。」
なにそれ。
可愛すぎんだろ。
黒尾「妬いてんの?(笑)」
「はい、すっごく、妬けます。」
まっすぐな目。
黒尾「...../////」
年下のくせに、ストレートな言葉でくるはずるい。