第7章 想い
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黒尾side
院長はあんなに反対したのに、なぜこんなに手伝ってくれるのかわからなかったけど。
おれ自身も、一緒に探しているうちに、がいるのが当たり前になっていっていた。
今まで隠していたことをだけに打ち明けたせいか...
への特別な感情が芽生えてきている気がする。
たまに、が、俺の実の妹だったらよかったのに。
と、よく思う。
「んーーっ、、これかなぁ、、っ、」
黒尾「危ねぇっ!!!」
「あ、」
ドサドサドサッ、、、!!
黒尾「......ふぅ、、あっぶねぇ。大丈夫か??」
「あー、はい、でも...。」
苦笑いをする。
黒尾「??なに」
「黒尾さんの白衣にリップつけっちゃった。....わー、、ごめんなさい。(笑)」
黒尾「あ。本当だ。しっかりしてくれよ。(笑)」
勢い良く腕を引っ張ったせいで、は俺の胸にダイブした。
そのせいで、俺の白衣に見事な可愛いキスマーク。(笑)
「ごめんってばっ。(笑)」
ちょいちょい、敬語が外れてきて。
ゆるい関係になって。
本当に特別感がハンパない。
そして、この
資料室で2人っきりっていう。