第6章 院長の秘密
「ん....。っと....。」
黒尾「どうだ...?」
「???いませんよ。?」
黒尾「なわけあるかよ...。」
「んー。ここは、持ち出し禁止だし、書き換えることも不可能です。絶対不可能というわけではありませんが。だから、ここは...」
黒尾「なぁ、急に思いついたんだけど。院長に会うのって...難しいか?」
「えっと、、それは...。」
院長「ムリではないよ。」
「院長。」
黒尾「っ、!」
院長「こんなところで、どうかしたのかね。?」
黒尾「私、黒尾鉄朗と申します。」
院長「黒尾....。...??ああ、!黒尾院長の...息子か...??」
黒尾「はい。」
「えっ、黒尾さん。前の院長の息子だったんですか...!?」
黒尾「ああ、」
院長「そうか。それで、私に何か用があったのかね?」
黒尾「院長...。実は、26年前。母が産んだはずの妹を探しているのですが。」
院長「.....。」
黒尾「ご存知ですよね?」
院長「ああ、それが何か?」
黒尾「父親が...育てる自身が無いからと...妹を...病院においてきた。と...。」
院長「その子の事が、今更なんだというんだ。」
黒尾「そう言われれば、そうなんですが!私もやっと、家庭をもてるほど収入が安定しました。父も落ち着いて...。」