第6章 院長の秘密
それから、3日、4日と過ぎていった。
さらに1週間が過ぎたころ。
黒尾side
黒尾「なぁ、調べたいことがあんだけど。」
「??ああ、妹さん...ですか?」
黒尾「ああ。」
「いいですよ!今日、予定無いのでっ。探しましょう!」
黒尾「助かる...。といってもな。(苦笑)」
「任せてください♪4年目といっても、ただの4年目じゃあ、ないんですよ??」ニコッ
黒尾「じゃぁ、どんな4年目だよ。(笑)」
「んー?特別枠?(笑)」
黒尾「はいはい。(笑)」
先生の後をついていく。
倉庫の前で立ち止まって、顔を上げる。
....記録保管庫?
「ここの倉庫の中にすべてが入っています。」
黒尾「すべて?」
「はい、ここで産まれた子供の情報です。親の名前や、遺伝子記録。その他諸々です。」
黒尾「うは、、、やっぱ、本館はレベルがちげぇな。」
「診察記録簿から探し出せるので。名前は...?」
黒尾「黒尾。」
「生年月日は...ああ、私と同い年でしたっけ?」
黒尾「ああ、誕生日はクリスマスイブだ。12月24日な。」
「...!」
黒尾「?どうかしたか。」
「いえ。お母様の名前は?」
黒尾「黒尾ゆり。」