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ストーカーと俺の恋模様

第5章 難しい両思い


すずside

朝目が覚めるとそこは

ふかふかのベッドの中で


ふわふわする枕が気持ちがよくて


思わずほおずりしてしまう(笑)


でもそんな幸せな朝の風景の中で

私は一つ重大な事実に気付く…


ふかふかの枕の他に

なにやら人の手の様なものが……(汗)?



こ…これは…まさか


テレビや本でしか見たことのない

腕まくら……!?


そして私は

さらに重大な事実に気付いてしまった!!


この部屋は

私の愛すべき赤いものに囲まれた部屋

ではない!!!



まさかね…?

いやいや…まさかね(笑)



なんて恐る恐るその手の主を確認すべく

顔を横に向けると


そこにはあり得ないことに

すばるくんの顔が(涙)


確かに昨日私はすばるくんと一緒にいて…

すばるくんとソファーに座ってて…


やばい

記憶がそこからぶっ飛んでる(汗)



この状況から察するに

私はこのふかふかのベッドまで


すばるくんに運ばれてしまった?


なんてこった…


こんなことになるなら

ダイエットしておけばよかった(涙)



そんな今さら無意味な

自己嫌悪にどっぷり陥っていると……



「おはようございます…………」


なんて少し掠れた声が隣から聞こえて


寝起きでカサカサの私の唇に

すばるくんの柔らかい唇が触れた…(涙)
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