第7章 踏み出した先に…
すばるside
少し明るくなったきた部屋の中
俺の胸に顔を埋めてほおずりしてる
すずを抱きしめてたら…
ちょっと気持ち悪いぐらい
体中から好きが溢れて止まらんくなる…(笑)
アホな男が
すずを振ってくれてほんまよかった(汗)
だからこそ今こいつは
ここにおるんやもんな?
「なぁ…すず…?」
そう耳元で名前を呼ぶとすずは
「へぃ……?」
なんて半分意識を飛ばした声を出す…(笑)
「お前今寝てたやろ(笑)?」
なんて睡魔に負けて閉じかけのまぶたに
キスを落として
「これからもお前は
俺だけのストーカーやからな?」
そう小さく呟いて
細い首筋に唇を着ける……
今度は
"これからもずっと一緒や……"
そんな誓いを込めて
お揃いの"虫刺され"を
これからもまた
その首に色濃く着けていく………。
∞end∞