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ストーカーと俺の恋模様

第5章 難しい両思い


すずside

トイレに駆け込み大変な思いをしたあと…


音を立てないように

こっそりとトイレのドアを開けると


ソファーに座っているすばるくんは

振り返らず私の方に水を差し出してくれる…



あまりの失態に恥ずかしくて


その水を受け取り

急いで一口喉に流し込んで



「ごちそうさまでした…では私はこれで…(笑)」


そう早口で言いながら


逃げるように玄関に向かう私の体を

すばるくんは後ろから包み込んで



「そんな急いで帰らんでも

取って食う足りはしませんよ(笑)?」



なんて耳元で囁くと

私の手を引き寄せソファーに座らせる…



さっきまでは吐き気とめまいと緊張で

気が付かなかったけれど


私は今

すばるくんの部屋にいる!!!



そして私の横には


私の手を握り

なんだか嬉しそうに私を見つめる

すばるくんが………(涙)



ヤバいです………(汗)


この状況は


ストーカーには少し


刺激が強すぎますよ…(涙)?
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