第3章 手探りの関係
すずside
神様………
これは夢なんでしょうか?
すばるくんが私を抱きしめてくれてます…。
それだけでも驚いているのに
今すばるくんの唇が
私の唇に触れようとしてます!!
挟まれたほっぺたはすごく熱くて
ふ……触れた唇が…柔らかいです……(涙)
あまりに柔らかくて…
あまりに刺激が強くて……
腰が
抜けました………(涙)
そんな情けない状態の私を見てすばるくんは
「大丈夫(笑)?」
なんて可笑しそうに笑う……
「大…丈夫なわけ…
ないじゃないですか…!!
気絶しそうですよ(涙)」
そう言ってすばるくんの腕にしがみつくと
「やっぱりお前かわいいわ(笑)」
なんて笑って
またふわりと私を抱きしめた………。