• テキストサイズ

ストーカーと俺の恋模様

第3章 手探りの関係


俺だけに向けられるストーカーの笑顔が

妙に嬉しくて

妙にかわいく見えるんは


きっとお酒を飲み過ぎたせいで

大量にリバースして思考が停止してるせいや……



そんなわけない!


なんて自分の感情を頑張って制御しようとしても


どうしてもかわいく見えるんやから

こらもうどーしようもない(笑)



ためしに俺の顔を

ニコニコしながら見つめるストーカーを引き寄せ

胸の中に閉じ込めてみると…


俺の腕の中でストーカーは

"すばるくん!?"なんてパニックになりながら

バタバタと暴れまわる(笑)


それでも腕を緩めず

ただ目を閉じてストーカーを抱き締めていると


そこには

ほんわかして甘い空気が流れ出す……



でもストーカーは

その甘い空気を思い切り破るように


「わかりましたよすばるくん!

気持ち悪くて立てないんですね?

もしよければ私がおんぶして帰りましょうか?」


なんてアホなことを言い始める…(笑)
/ 106ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp