第7章 踏み出した先に…
すずside
「え…お前…何を…(汗)?」
なんて…
あわてふためく
すばるくんの声を聞きながら
首筋に唇をつけて
小さな赤い"虫刺され"を作る(笑)
「一回つけてみたかったんですよね…
これ(笑)
すばるくんはいつも
私のが消えそうになる度
上からまたつけてたでしょ(笑)?
これぐらいなら…
"虫刺され"で通りますよね?」
そう言って
少しだけ赤くなった首筋に触れると
「別に俺はこんなんバレても
気にもせーへんけどな(笑)?
それより…
さっきのはどういう意味やねん?
もう俺は勘違いはせーへんぞ!」
なんてすばるくんは
私に疑いの目を向けてくる……(笑)
だから今度は覚悟を決めて
「どんとこい…すばるくん(笑)!」
そう言って思い切り腕を広げた……