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黒バス triangleー青春はあっというまっ!

第56章 コワレユクヒビ*茶倉


私が真くんの手を掴んだ時ーー
 



(え……っ?!)







ぐいっと引っ張られ、そのまま顔が近づいてくる。








(まさか……っ!)







そのまさかだった。







真くんと私のとが重ねられる。




「……んんっ!……真、くん……っ!」

いつもとは違う。








文化祭の時とも、
観覧車の時とも。

いつかの優しい真くんとも違う。











呼吸ができないほどの強引なキスに頭がクラクラする。









一度乾いたはずの涙がまた零れた。

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