• テキストサイズ

黒バス triangleー青春はあっというまっ!

第49章 湯煙の向こうの真実*橘



湯船に浸かった後、私は聞いてみることにした。

「2人には好きな人いるの?」

面白いリアクションしてくれると思って、ワクワクしていたのに……

「「いませんよ?」」


返ってきた答えは単純なものだった。


「え……いないの?」

「「はい。」」

なにそれ!?つまんない!

「紅子先輩はいるんですか?」

えっ?!あたし??

「いないわよ、そんなの!」

……この状況で本当のことは言えない。


「えー?紅子さん、彼氏とかいるんでしょ?」

リコちゃんがニヤニヤしながら聞いてきた。

「…生憎そんな人いません。」

キッと睨んでやる。
/ 505ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp