第42章 とりあえずやらないとね…*茶倉
「取りあえず、勉強するのだよ。」
「もう?もう少し休んだらいいのに~!」
そんなこと言い出すお母さん。
「いや、せっかく来てくれるんだからっ!」
母親って普通は子供に勉強させたいものじゃないの!?
「…ククッ。優ちゃんのお母さん面白ぇな!」
「あらーそうかしら~?」
ノリノリで和くんに返事するお母さん。
「…もう、本当に恥ずかしいから止めて…//」
自分のことのように恥ずかしい。
(いや身内だからそうなのかな?)
「わかったわかった!…後で差し入れ持ってくるわね~!」
手をひらひらと振りながら部屋を出ていく。
……それは楽しみ。