第40章 キセキの腕!?*火神
俺も料理は得意な方だから少しはわかるつもりだ。
いたってフツー。
変わった様子もない。
「はい♪できた!」
人数分に切り分けて、並べる。
「召し上がれ♪」
「「「いただきまーす」」」
一斉に食べる。
俺もかぶりついた。
「「「…………」」」
「お代わりもありますからね。」
みんな無言でお代わりに手を伸ばした。
人数多かったけど、全員で五分で十枚を平らげた。
それも、無言で。
理由は簡単だった。
話す時間も惜しいくらいだったから。
話す暇があるんだったら、とりあえず食べる。
つーか手が止まらねー!
旨いって言葉じゃ、おさまんねーよ!
一回目に焼いた奴が終わるまで俺たちは無言で食べ続けた。