第22章 おいでませ、秀徳祭♪*茶倉
「猫?…もしかして!」
くるりと後ろを見ようとすれば、尻尾が揺れていた。
じゃあ、髪も…!?
「なにこれ?外れない!?」
予想通り髪には耳がつけられていた。
どちらもどうやってつけたのかはわからないけどしっかりとつけられていて、外れない。
「…プッ。優ちゃん、そうやって尻尾追っかけてるとほんとに猫みたいだせ…ククッ!ハハハハ!」
「和くん、そんなに笑わないで!外すの手伝って~!」
「いや、せっかく可愛いのに外すなよ!」
「いやいや、可愛くないよ!真くんにも目そらされてるし…」
「か、可愛いのだよ…///」
「ほら照れてるだけだろっ!」
「そーよ!あとそれ私にしかはずせないから!無理に外せば…」
「外せば…?」
「ひ・み・つ☆」
な、なんでー!(泣)