• テキストサイズ

黒バス triangleー青春はあっというまっ!

第21章 大切なもの*青峰


「よぉ。久しぶりだな、優。」

時間前にもかかわらず、あいつはもう待っていた。

「あれっ?大くん?さっちゃんは?」

俺を見て頭の上に?を浮かべる優。

「あーあいつなら用事があるらしくてよ。俺が代わった。」

(まあ本当は違うけどな。)

「へぇ。さっちゃんも大変だねぇ。大丈夫なのかな?」

俺の嘘も気にとめず、さつきの心配をしている。

「あいつなら、大丈夫だ。」

「さっちゃんには大くんがいるもんね~!」

クスクス笑う優。俺はなんとなく優を引き寄せた。

「だ、大くん!?」

「別にさつきのじゃねぇよ。」

(お前が好きなんだぜ。)

…俺だけを見ろよ。
/ 505ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp