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【名探偵コナン】降谷さんが好きすぎて辛い【トリップ】

第1章 終わり、そして始まり


お、ついたついた

「ここが毛利探偵事務所……」

Goo〇leMAPの誘導通り、私は毛利探偵事務所に着いた。こちらの方は先ほど居た住宅街よりも少し賑わっている。
学生が帰っていたり、主婦であろう女性がスーパーの袋を持っていたり……。

……これ、もしかしたら学校帰りの蘭ちゃんとかコナンくんに会えるんじゃない??

大好きな名探偵コナンの世界。それでも自分を知る人、住居だってないこの状況では流石に不安が募る。

とりあえず住むところだよなあ……ホテルとか借りるにしても、ちょっとお金が心配だし……
出来ればメインキャラの誰かの所にいたい!
コナンの世界なら殺人事件が大量に起きるはずなんだから安全な場所探さねば……

……まあ、無難に阿笠博士の家かな。あの人なら哀ちゃんを拾った()事もあるし、阿笠博士からコナンくんとか沖矢さんに繋がればトリップとか色々……信じてもらえるかな……?あわよくば住ませて欲しい(図々しい)

一番好きなのは勿論降谷さんだけど、私っていう存在を知ってもらってからじゃないと信じてもらえない気がするから……

信じてもらえない そう自分で勝手に思って勝手に傷ついちゃう私めんどくさい!
とりあえず阿笠博士の家を探す……んだけど……

毛利探偵事務所……いや、ポアロが目の前にあるのだ。
ちょっとくらい……ちょっとくらい覗いて見ても良いよね?

入る度胸はない。しかし少し遠目の電柱に隠れてチラッと見れば店内の様子は分かる。はたから見たら変質者だね!でも少しの時間だから許して!

あ、梓さんが接客している……!!

それだけでテンションがあがる。あとはお目当ての降……いや、安室さんだが……どこだろう、見当たらない。奥の方にいるのかな?

そう思い気がつけば電柱に隠れながらもジリジリとポアロに近づく私。
……あっ、褐色の腕が見えた!もう少しで素敵なお顔も見えそ……

「ねえ、お姉さん何してるの……?」


ドキッ!!!!

いつの間にいたのだろうか……。
後ろを振り返ると少年探偵団を引き連れて怪訝な顔で先頭に立つ、江戸川コナンがいたのであった。
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